スミスフィールド・フーズは2026年度上期の営業利益と調整後営業利益が過去最高となり、第2四半期の売上高と利益はアナリスト予想を上回った。一方で、消費環境とコスト環境の悪化を反映し、通期見通しを引き下げた。2026年6月28日に終了した四半期の純売上高は前年同期比2.3%減の37億ドルとなったが、アナリスト予想の36億8000万ドルをやや上回った。調整後希薄化後1株利益は62セントと、市場予想の60セントを上回った。営業利益は11.6%増の2億9000万ドルとなり、調整後営業利益は会計年度第2四半期として過去最高の3億ドルに達した。スミスフィールドに帰属する純利益は26.6%増の2億3800万ドル、希薄化後1株利益は0.60ドルだった。上期6カ月では、売上高は0.8%減の75億ドルと小幅に減少した一方、営業利益は7.1%増の6億2300万ドル、調整後営業利益は2.3%増の過去最高となる6億3800万ドルだった。同社によると、売上高の減少は主に2025年にHog Productionの合弁事業向けに計上した一過性の売上の反動によるもので、連結ベースでは利益率が改善した。スミスフィールドは現在、2026年度の売上高について従来の1桁台前半の増加予想に対し、おおむね横ばいを見込み、調整後営業利益は従来予想の13億3000万ドルから14億8000万ドルから、12億3000万ドルから13億8000万ドルへ引き下げた。Hog Production部門の四半期売上高は8.2%減の7億7200万ドルだった。見通し引き下げの背景には、消費者が引き続き予算を意識し、より小容量の商品やより安価な商品に切り替えていることに加え、家畜やその他の投入コストの上昇が食肉業界の重荷となっていることがある。同業のタイソン・フーズも先週、米国の牛供給逼迫に伴う牛肉事業の損失拡大を理由に、通期利益見通しを引き下げた。スミスフィールド株はプレマーケット取引で3%下落した。