南アフリカの失業率は2024年第2四半期に33.6%と、第1四半期の32.7%から上昇し、2022年第1四半期以来の高水準となった。失業者数は4.2%増の848.1万人となる一方、就業者数は0.1%減の1673.9万人と小幅に減少し、労働力人口は1.3%増の2522万人に拡大したが、労働参加率は59.6%に低下した。南アフリカ統計局のデータは、新規参入者を吸収するのに苦戦する労働市場の実態を示しており、弱い経済成長、計画停電、求職者の技能と求人要件のミスマッチが採用の重荷となった。製造業、建設業、商業が圧力を受けた部門に含まれ、農業でも雇用が小幅に減少した。若年層の失業は引き続きとりわけ深刻で、求職を断念した人を含む拡大失業率は42.6%に達した。失業率の上昇は、家計所得、個人消費、社会保障制度、投資家心理への圧力を引き続き強める公算が大きく、より迅速な雇用創出と構造改革の必要性を浮き彫りにしている。