8月12日の原油価格は引き続き不安定な値動きとなり、欧州の天然ガスは週を通じて高止まりした。トレーダーは、ホルムズ海峡を巡る米国とイランの協議停滞と、エネルギー輸送の実際の混乱を示す兆候とを比較考量した。WTIは一時、5営業日続いた上昇をさらに広げ、0.07ドル高の1バレル=83.27ドルで取引を終えた。一方、ブレントは90.03ドルを付けた後、88.91ドルで引けた。8月中にWTIが85ドルを上回るPolymarketのオッズは95%から71%に低下し、90ドルと95ドルの結果となる確率もそれぞれ42%と25%に低下した。欧州では、ガス価格が木曜日に1MWh当たり60ユーロを下回ったものの、週ではなお8%超高い水準を維持した。カタール産LNG貨物の遅延、湾岸部の海運鈍化、暑さによる電力需要が、冬を前にした貯蔵在庫の積み増しを複雑にしたためである。原油の上昇は、OPECが世界需要見通しを引き下げ、APIが米原油在庫の予想外の910万バレル増加を報告したことで抑えられた。