Sea Ltdの株価は火曜日の正午までに約130.65ドルと13.81%上昇した。四半期決算を受け、東南アジアの同社グループの電子商取引、フィンテック、ゲーム事業を巡る投資家のオプティミズムが再び高まったためである。同社の売上高は71億ドルで、前年同期比46.61%増、Consensusを10.86%上回った一方、1株当たり利益は0.67ドルと、Consensusの0.7742ドルに届かなかった。もっとも、投資家は利益の未達よりも成長と再投資を重視したようで、フォレスト・リーCEOは、調整後EBITDAが初めて10億ドルを超えたと述べた。 Shopeeは引き続き主な成長エンジンであり、売上高は45.1%増の51.1億ドル、流通取引総額は373億ドル、総受注件数は40億件に達した。Seaによると、Shopeeの広告収入は80%増加し、購入転換率は前年から14%改善した。また、AI主導の自動化が現在は顧客からの問い合わせの約80%を処理しており、1件当たりのサービスコストを約30%削減している。経営陣は、Shopeeの通期GMV成長率を約25%とする見通しを改めて示し、調整後EBITDAはドル建て絶対額ベースで2025年を下回らないとした。 Seaのデジタル金融サービス部門であるMoneeは57.8%の成長を記録し、融資残高は99億ドルへ拡大し、71.3%増となった。Garenaの売上高は6億9660万ドルに達し、Seaが2021年以来で最高の四半期と位置付ける内容となった。これは、「呪術廻戦」とのFree Fireのコラボレーションが、公式コンテンツ視聴回数7億回超を生み出したことに支えられた。 今回の値動きにより、Seaは高成長の電子商取引プラットフォームを巡る投資家の議論において、ShopifyやMercadoLibreと再び並び称される存在となった。Seaの売上高成長の加速と利益未達幅の縮小は、成長が再加速する中でも投資を続ける企業を市場が評価していることを示唆している。