SEC(証券取引委員会)への6月30日付の13F提出書類によると、スイス国立銀行の米国株保有額は2026年第2四半期に過去最高の1914億ドルに達し、前四半期比で10%超増加した。中央銀行は2300社超の米国上場企業の株式を保有し、保有上位3銘柄はエヌビディア、アップル、マイクロソフトであった。同行はまた、防衛向けソフトウエア企業パランティアの株式を7億1660万ドル保有していた。これに先立ち、アクティビスト投資家から同株約11億ドル分の売却を求める圧力を退けていた。今回の開示は、同行の外貨準備における米国株への大きなエクスポージャーを浮き彫りにしているが、13F提出書類が対象とするのは米国上場株の保有分のみであり、準備資産ポートフォリオ全体や最近の売買動向は示していない。この増加は、特にAI関連銘柄を中心とする米国株高が、海外機関の保有する米国資産の価値を押し上げたことも反映している。