ナスダックは8月11日、LeveL Marketsの全持分を取得することで合意し、少数出資者から完全所有者へ移行するとともに、取引量ベースで米国第3位の私設取引システムに対する支配を強め、米国株の取引所外取引における事業領域を拡大する。財務条件は開示されておらず、取引の完了には通常のクロージング条件および規制当局の承認が必要である。1日に7,000超の銘柄を2,500超の買い手側および売り手側顧客向けに取引し、15超の注文・執行管理システムを通じて接続するLeveLは、買収完了後もFINRA (Financial Industry Regulatory Authority) の規制を受ける別個運営の私設取引システムとして存続する。ナスダックはLeveLを新設のDigital Liquidity Networks部門に組み入れる計画であり、4月のSEC(証券取引委員会)承認後、12月6日に平日23時間取引を開始する準備を進めるとともに、3月に承認されたトークン化証券インフラの整備も進めている。これには、DTCベースの決済や、クラーケンの親会社であるPaywardと連携したxStocks対応ゲートウェイが含まれ、後者は2027年上期に稼働開始が見込まれている。