ニューヨーク証券取引所を傘下に持つインターコンチネンタル・エクスチェンジは、計画中のMarketAxess Holdings買収の資金調達を支援するため、償還期間3年から10年の最大5本の米投資適格債を起債し、先行するつなぎ融資をより長期の債務に置き換えている。 ICEは7月30日、MarketAxessを1株167ドルの全額現金で買収すると発表した。これは7月29日の終値に33%のプレミアムを上乗せした水準で、取引額は約60億ドル、企業価値は推定57億ドルとなる。 この買収により、ICEの債券データ、分析、リテールおよびウェルス向けプラットフォームと、90超の国・地域で約2,100の顧客を抱えるMarketAxessの機関投資家ネットワークが統合され、電子取引市場および債券市場におけるICEの事業領域が拡大する見通しである。 ICEは、この取引について、規制当局の承認を前提に2027年上期の完了を見込んでおり、完了後最初の通期に調整後1株当たり利益を押し上げ、3年以内に年間ランレートで1億ドルのシナジーを実現すると見込んでいる。 同社はまた、この取引の発表後、四半期ごとの自社株買い目標を3億5000万ドルから4億ドルへ引き上げた。