Rainは、企業がブランド付きデジタルプリペイドウォレットを運営できるソフトウェアを提供するスタートアップのAnsaを買収した。これにより、ステーブルコインとカード発行を軸に構築してきた決済企業に、ストアドバリュー型ウォレットのインフラが加わる。今回の統合は、ブランド付きウォレットにチャージされた残高を、発行企業自身のエコシステム内だけでなく、VisaまたはMastercardを受け入れる外部加盟店でも利用可能にすることを狙うものであり、プリペイド型デジタル資金の実用的な支出用途を拡大する。Ansa創業者のSophia Goldberg氏は、Rainに決済責任者として加わる。今回の買収により、ウォレットインフラとカードネットワークでの加盟店受け入れを組み合わせることで、Rainのステーブルコイン決済市場における地位は強化される見通しであり、企業がより柔軟な決済・ロイヤルティ商品を提供できるようにするとともに、利用者に日常的な商取引でデジタル残高を使うより多くの手段を提供することを目指している。