ビッサム、アルトコイン出金が13時間超遅延し精査対象に

韓国の取引所ビッサムで一部アルトコインの出金が13時間超遅延し、韓国の金融監督院が経緯の確認に乗り出したことで、同社は改めて精査の対象となっている。業界関係者によると、8月11日午前11時ごろに出金を申請した利用者は、8月12日午前0時25分ごろまで受け取れなかった。カスタマーサービスは遅延理由を「残高不足」と利用者に説明したが、ビッサムはこの表現について後に誤解を招くものだったと認め、修正するとした。一方で、顧客資産は通常通り保管・管理されていたとしている。同取引所によると、出金需要が一時的にホットウォレットの残高を上回り、コールドウォレットから資産を移す必要が生じたことで遅延が発生したという。同社はこのプロセスを利用者資産保護の一環と説明した。利用者によると、遅延の間に他の取引所との価格差が縮小し、アービトラージ(裁定取引)の機会を逸したという。報道によれば、他の取引所で新規リスティングされたアルトコインをきっかけに出金が急増した際にも、同様の遅延が以前に発生したことがあるとされ、ビッサムの信頼性、資産管理、コミュニケーションを巡る懸念が広がっている。金融監督院は、コールドウォレットからホットウォレットへの資産移動には時間を要する可能性があり、GAS代などブロックチェーンネットワークのコストを抑えるための一括処理も一因となり得るとしたが、具体的な原因については実務レベルで検証する方針である。この一件は、ビッサムが2028年を目標とする上場準備を進める中、市場の見方にも重しとなる可能性がある。顧客資産の管理と安定した出金対応は、取引所の信頼と内部統制の中核とみなされているためである。

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