アーシオン、統合益で2027年度純利益予想を3032億円に引き上げ

アーシオンは、2027年3月期の連結IFRSベース純利益予想を3032億円に引き上げた。従来予想から2332億円の上方修正で、日本企業の決算報道全体では4.3倍への増加と位置付けられている。今回の修正は主に、4月の日野自動車と三菱ふそうトラック・バスの経営統合後に計上した負ののれん発生益によるものであり、8月12日の東京市場引け後の決算サプライズの一つとなった。4月のリスティング以来初の連結決算として、アーシオンは2026年4-6月期の売上高5979億円、親会社の所有者に帰属する純利益2515億円を計上したが、利益の大半はこの非資金性の会計上の益によるものであった。会社は通期売上高予想を2兆4300億円に据え置き、年間配当予想を1株当たり8円と発表した。一方、低排出・自動運転の商用車を巡る競争が激化する中、投資家は営業利益、持続的なシナジー、中期戦略に引き続き注目している。

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