需要懸念と米在庫積み増しが重しとなり、ブレント原油は87.07ドル、WTIは81.25ドルで取引終了

ブレント原油先物は8月13日に1バレル当たり1.91ドル安の87.07ドルで取引を終え、米国産ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は2.02ドル下落して81.25ドルとなった。投資家が世界需要の減速と供給リスクの再燃を比較衡量する中、約1週間続いた上昇相場を反転させた。ブレントは6営業日続いた上昇に終止符を打ち、WTIも5営業日連続の上昇を終えた。両指標とも取引時間中の早い段階では3.5%超下落したが、その後は下げ幅を縮小した。圧迫要因となったのは、中国と欧州の弱い経済シグナルがエネルギー需要を抑制しかねないとの懸念である。一方、米エネルギー情報局(EIA)の週次データでは、戦略石油備蓄を除く商業用原油在庫が8月7日終了週に1740万バレル増の4億2440万バレルとなり、2023年1月以来最大の週間増加を記録したことが示された。その後、イランと連携するイエメンの武装組織フーシ派が、サウジアラムコが運営する製油所をドローンで攻撃したとの報道を受け、供給混乱や紅海周辺の原油輸送リスクへの懸念が再燃し、下げ幅は縮小した。

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