ケン・パクストン氏が共和党結束と外部資金を求めるなか、テキサス州上院選は接戦に

テキサス州の共和党は、民主党のジェームズ・タラリコ氏との接戦となっている米上院選でケン・パクストン氏の下に結束しようと躍起になっている。州全体を対象とする選挙で同党が30年ぶりに敗れる可能性への懸念が強まっているためである。パクストン氏は、トランプ大統領による土壇場での支持表明を受けて5月の決選投票でベテランのジョン・コーニン上院議員を破った後、現在はワシントンの共和党関係者からの資金支援確保と、自身に反対していた州内外の党関係者との関係修復を進めている。 この選挙戦はすでに米上院の支配権を左右しかねない戦いとみなされており、テッド・クルーズ上院議員は「1ポイントか2ポイント」で決まる可能性があると述べている。パクストン氏は支持者に対し、来月からテレビ広告を流し始めるには早急により多くの資金が必要だと警告している。一方、タラリコ氏は放送広告で早くも優位を築いている。CNNが引用したAdImpactのデータによると、決選投票以降の広告支出はタラリコ陣営が2100万ドルであるのに対し、パクストン陣営は10万ドルにとどまる。タラリコ氏を支援するスーパーPACのLone Star Rising PACは、7月を前に約1300万ドルを保有していた。 パクストン氏は最近、医療、住宅、子どもに関する新たな税控除と控除拡大を柱とする経済計画を掲げて選挙運動を行っており、予備選の大半を特徴づけた、より先鋭的な文化戦争的レトリックからの転換を示している。同時に、社会問題をめぐる過去の発言についてタラリコ氏への攻撃も続けている。パクストン陣営によると、同氏は現在、テキサス州選出の連邦下院共和党議員24人のうち18人の支持を得ているが、なお複数の有力共和党議員は支持を表明していない。 全米の共和党は自信を示しているように見えるが、外部資金をどの程度投じるかはまだ明らかにしていない。ジョン・スーン上院院内総務は最近ワシントンで開かれたパクストン氏の資金集めに出席し、全米共和党上院委員会(NRSC)のティム・スコット委員長は、この選挙戦は「非常に潤沢な資金を得ることになる」と述べた。候補者と政党の連携に関する制限を無効とした最近の連邦最高裁判断により、秋の選挙で共和党がパクストン氏を支援する方法にも、より大きな柔軟性が生まれる可能性がある。

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