FRBのグールズビー総裁、インフレ鈍化確認には心強いCPIデータがなお数カ月必要と発言

シカゴ連銀のオースタン・グールズビー総裁は、7月のCPIの鈍化は心強いとしながらも、インフレがFRBの2%目標に向けて持続的に戻りつつあると結論づけるには、6月のようなデータが3〜4カ月連続で必要だとの考えを示した。2026年7月の消費者物価は前年比3.4%上昇と、6月の3.5%から低下した。コアCPIは前年比2.5%、前月比0.2%上昇し、総合CPIは前月比0.1%上昇した。7月のFOMC (Federal Open Market Committee) 会合で金利据え置きを支持したグールズビー総裁は、関税ショックとエネルギーコスト上昇は和らぎつつあるように見えるとする一方、その前の5〜6カ月はインフレが望ましくない方向に進み、依然として高すぎる水準にあると警告した。FRBは5会合連続で金利を据え置いたが、3人の政策当局者は25ベーシスポイントの利上げを支持して反対票を投じた。一方、フェデラルファンド金利先物取引とCME (Chicago Mercantile Exchange) のFedWatchの織り込みでは、9月利上げの見方が足元で後退している。同氏は、FRBが過去にインフレ対応で苦戦したことに加え、2022年に7%を超えたパンデミック後のインフレ急騰、さらにインフレ率が5年以上にわたり目標を上回っていることから、緩和を急ぎすぎることに対してより慎重になっていると述べた。また、小売売上高の弱さや生産性指標の軟化にも注意を払う必要があると付け加えた。

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