中国の自動車業界は国内需要の弱まりを受けて輸出依存を強めており、自動車輸送の世界的な船腹供給を逼迫させている。中国乗用車協会によると、中国の7月の乗用車販売は前年同月比20%減の147万台となり、10カ月連続の減少となった一方、輸出は88%増の92万3000台に達した。上半期には国内の自動車販売が前年同期比で230万台減少し、これも20%の落ち込みとなった一方、輸出は71%増加した。こうした輸出急増により、専用のロールオン・ロールオフ式自動車運搬船は数年先まで予約が埋まり、同船の用船料は今年に入って65%上昇した。専用船のスペースが逼迫するなか、一部の自動車メーカーは欧州、豪州、ラテンアメリカ向けの輸送でコンテナにも車両を積み込んでいる。