JPモルガン・チェースは2025年10月、ポリマーケット向けの銀行口座サービスを終了したが、予測市場プラットフォームが最終的に新規株式公開を目指す場合にはなお役割を担いたい意向であると、The Blockが報じた。ポリマーケットはその後、口座を別の金融機関に移し、JPモルガンとの関係は複数の法人、運用システム、顧客資金フローにまたがって引き続き有効だと述べた。また、最高経営責任者(CEO)のシェイン・コプラン氏は過去1年間でJPモルガンの主要イベント3件に参加したという。 銀行サービスの打ち切りは、ポリマーケットがそれまで米国ユーザー向けに従来のサービス提供を停止した後に起きた。同社は2022年、米商品先物取引委員会(CFTC)に140万ドルの罰金を支払い、米国のデリバティブ法に適合しない市場を閉鎖することで合意していた。その後、米デリバティブ取引所QCXと清算機関QC Clearingを1億1200万ドルで買収し、Polymarket USを通じて米国市場に再参入した。 この報道は、ポリマーケットが約10億ドルの資金調達を評価額200億ドル超で協議しているなかで伝えられた。これは、ニューヨーク証券取引所の親会社であるインターコンチネンタル取引所(Intercontinental Exchange Inc.)が最大20億ドルを出資することで合意した後の2025年10月時点の評価額90億ドルから上昇した水準である。こうした動きは、デバンキングを巡る幅広い議論や、予測市場に対する継続的な法的圧力が続くなかで生じている。これには、スポーツ関連契約を巡ってボルティモア市がポリマーケットとカルシに対して起こした訴訟や、ポリマーケット、カルシなどのマーケティング慣行に関するニューヨーク市議会の調査が含まれる。