CitriniのアナリストであるZephyr氏は、Sandiskの投資家向け説明会で示されたHBFとHBMの比較について、デモの設定が高仕様の構成における実力よりもHBMを弱く見せた可能性があると異議を唱えた。同氏によれば、同社はbfloat16でQwen3-480B-A35Bモデルを動作させる一方、HBFとHBMの総帯域幅をいずれも12.8TB/s、すなわちスタック当たり1.6TB/sに設定していた。Zephyr氏は、現在のモデル推論ではbfloat16よりもFP4またはFP8がより一般的に使われており、その場合、量子化の方式に応じてモデルの必要容量はおよそ240GBから480GBになるとの見方を示した。また、SandiskはHBM容量をGPU当たり192GBに固定していたが、8スタックの16層HBM4E構成であれば512GBに達し、約32TB/sの帯域幅を実現できるとも述べた。同氏の見解では、こうした設定により、HBFは1〜4基のGPUで足りる一方、HBMは8基のGPUを要するというSandiskの結果は、より高仕様のHBM展開における性能を十分に表していない。