バークシャー・ハサウェイの第2四半期の13F届出によると、同社の米国株ポートフォリオは6月末時点で約2993億ドルとなり、第1四半期末の約2631億ドルから増加した。同社は新規に1銘柄を組み入れ、7銘柄を買い増し、6銘柄を減らし、1銘柄を全て売却した。 中でも目立った買い増し先はアルファベットであった。バークシャーはクラスA株の保有を約2454万株(45.24%)増やして約7879万株とし、評価額は約281億6000万ドルとなった。クラスC株も約2360万株(658.35%)増やして約2719万株とし、評価額は約96億1000万ドルに拡大した。両株式クラスの合計評価額は四半期末時点で約377億6000万ドルと、ポートフォリオの12.62%を占め、アルファベットはアップル、アメリカン・エキスプレスに次ぐバークシャーの第3位保有銘柄となり、コカ・コーラを上回った。 最大の保有銘柄は引き続きアップルで、評価額は約659億5000万ドルとポートフォリオの約22%を占めた。これにアメリカン・エキスプレスが約512億8000万ドル、17.14%で続いた。アルファベットを合算ベースで数えたバークシャーの上位10保有銘柄は、アップル、アメリカン・エキスプレス、アルファベット、コカ・コーラ、バンク・オブ・アメリカ、シェブロン、オクシデンタル・ペトロリアム、チャブ、ムーディーズ、クラフト・ハインツであった。 アルファベット以外では、バークシャーはデルタ航空を約1751万株、約44%買い増し、保有株数を5732万株、評価額を約53億7000万ドルとした。さらにレナーのクラスA株を約301万株、クラスB株を約6万株それぞれ買い増し、メーシーズは約431万株(141.82%)積み増したほか、ニューヨーク・タイムズも約55万株の小幅な買い増しとなった。唯一の新規保有はD.R.ホートンで、3564株、約58万ドル相当の小口保有であった。 売却側では、上位10保有銘柄のうち四半期中に減らされたのはバンク・オブ・アメリカのみであった。バークシャーは約3020万株(5.89%)を削減し、保有残高は4億8300万株となった。評価額は約275億4000万ドルで、ポートフォリオの9.2%を占め、四半期連続の削減は2期となった。バークシャーはこのほか、アリー・ファイナンシャル、キャピタル・ワン、ダビータ、クローガー、ニューコアを減らし、第1四半期に保有を大幅削減していたコンステレーション・ブランズは全て売却した。