Anthropic、2026年第2四半期の暫定売上高が115億ドル超

Anthropic、2026年第2四半期の暫定売上高が115億ドル超

第2四半期の売上高は前年同期の少なくとも14倍、前四半期の2倍超に増加し、Claudeの開発元は調整後営業利益の黒字化を達成するとともに、IPOの可能性に向けて前進した。

ファクトチェック
投資家候補に示された文書を根拠とする発信元のBloomberg Newsは、この主張の全要素を確認している。具体的には、2026年第2四半期の暫定売上高が115億ドルを超えたこと、前年同期比で少なくとも14倍の増加となったこと(2025年第2四半期は7億8700万ドル)、前四半期(2026年第1四半期の47億3000万ドル)を上回ったこと、そして調整後営業利益が黒字であったことである。Bloomberg配信を掲載したYahoo FinanceとCryptoBriefingも同じ数値を裏付けている。矛盾する証拠は見当たらなかった。
要約

Anthropicは2026年第2四半期に115億ドル超の暫定売上高を計上し、前年同期の7億8700万ドルから少なくとも14倍、前四半期に報告した47億3000万ドルの2倍超に拡大した。また、初めて調整後営業利益の黒字も計上した。Claudeの開発元の成長は企業導入に支えられており、とりわけ限定的な人手の監督でソフトウェアの記述、デバッグ、デプロイを支援する自律型コーディングツールへの需要が大きい。同社は2021年にダリオ・アモデイ氏とダニエラ・アモデイ氏が設立し、2026年5月の資金調達ラウンドではポストマネー評価額が9650億ドルとなった。これまでの調達額は1300億ドル超で、主要投資家にはAmazonとGoogleが含まれる。Anthropicはこれに先立ち、資金調達協議の際に年換算売上高ランレートがおよそ140億ドルとしていたが、5月までに約470億ドルへ上昇し、外部トラッカーは2026年7月までに約740億ドルに達する可能性があるとみている。これらの数値は投資家候補に共有されたもので、Anthropicが新規株式公開を目指すとの見方が広がる中、OpenAI、Google DeepMind、MetaのAI部門との競争下で同社が急拡大していることを浮き彫りにしている。

用語解説
  • 調整後営業利益: 基礎的な営業実績を反映するため、特定の項目を除外した収益性指標。
  • 自律型コーディングツール: 限定的な人手の介入でコードを自律的に記述、デバッグ、デプロイできるAIソフトウェア。
  • 年換算売上高ランレート: 通期の確定実績ではなく、足元または直近の売上高水準に基づいて年間売上高を見積もる指標。