ドル円、軟調な米指標で上値重く、シドニーで159.6円近辺を維持

ドル円はニューヨーク市場引け後もレンジ内の推移となり、19日のシドニー早朝には前日の159.41-42円に対して159.62-63円で取引された。緩やかなドル買いが相場を159円台前半に支えたものの、160円近辺での為替介入への警戒感や、それに先立つ軟調な米経済指標による重しが引き続き方向感を抑えた。前日のニューヨーク市場については、2本の報告で引け水準が異なり、一方は159.46円から159.61円近辺、もう一方は159.72円から159.43円としていたが、いずれも米住宅・貿易・景況関連の弱い指標を受けて米国債利回りが低下し、上昇が抑えられた点では一致していた。シドニー市場では、豪ドルは0.7105ドルから0.7084ドル、113.26-27円から113.08-10円に下落し、NZドルは0.5902-03ドルから0.5875-76ドル、94.09-10円から93.78-80円に下落した。ユーロは1.1574-75ドルとほぼ横ばいだった一方、184.59-61円から184.76-77円へと小幅に上昇した。豪ドルとNZドルの軟調な地合いは、資源国通貨に対する慎重姿勢を示した。一方で、欧州中央銀行の政策を巡る投機や、米連邦準備制度の利下げ観測により、市場全体には明確な方向感が欠けていた。

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