
中国の外貨準備は第2四半期に747億ドルの流入を記録し、12年超で最大となった。当局が2023年初めの高値圏に近づく人民元の上昇を和らげるため、外貨流入を吸収したためである。
中国の外貨準備は第2四半期に747億ドルの流入を記録し、四半期ベースでは12年超で最大の増加となった。これは、当局が外貨流入を吸収して人民元上昇のペースを抑えたことを示す兆候を強めている。 2026年8月17日時点で、人民元はオンショア市場とオフショア市場の双方で1ドル=6.74元を突破し、約3年半ぶりの高値を付けた後、1ドル=6.74元近辺で取引されており、2023年初め以来の最高値圏に近い水準にあった。 この外貨準備の積み上がりは、中国人民銀行が示す市場ベースの価格形成と変動抑制の方針に沿って、北京当局が人民元をおおむね安定させつつ過度な変動を抑えるため、流入を管理していることを示唆している。