英雇用指標の軟化でイングランド銀行の利下げ観測が強まり、ポンド下落

ポンドは水曜日のロンドン市場の早朝取引で対米ドルで0.3%下落し、1.2685を付けた。英国の労働市場データが勢いの鈍化を示し、イングランド銀行の金融緩和期待が高まったためである。11月までの3カ月の失業率は4.2%から4.3%に上昇し、12月の給与支給対象者数は4万7000人減少して3カ月連続の減少となった。また、賞与を除く平均賃金の伸びは前年比6.0%から5.6%に鈍化し、イングランド銀行の5.7%予想を下回った。市場では、2月の利下げの織り込み確率がデータ発表前の45%から60%に上昇した。ポンドの下げは米ドル高によって一段と強まり、ドル指数は安全資産への資金流入と、週後半に発表される米インフレ指標を前に米連邦準備制度がより長く高金利を維持するとの見方を背景に0.2%上昇した。アナリストによると、GBP/USDは1.2650近辺のサポートを試しており、下抜ければ1.2550が視野に入る可能性がある。ただ、英国のサービス業活動と個人消費の底堅さが下値を限定する可能性もある。トレーダーの関心は今後発表される英国GDP統計とイングランド銀行の2月会合に移っており、イングランド銀行と米連邦準備制度の政策の方向性の違いが引き続きこの通貨ペアの主要な材料となっている。

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