パン・パシフィック、2027年6月期利益1105億円目標 株主還元6000億円

ディスカウント店チェーン「ドン・キホーテ」を運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは、2026年6月期の連結純利益が21.6%増の過去最高となる1100億円となり、初めて1000億円を上回ったと発表した。アジアでの力強い売上成長、来店客数の増加、インフレを背景とした低価格志向の需要、そして免税売上高が31.2%増の2286億円となったことが寄与した。売上高は8.8%増の2兆4500億円であった。2027年6月期については、純利益を0.4%増の1105億円、売上高を9.9%増の2兆6900億円、営業利益を2.4%増の1790億円と見込み、年間配当も1株当たり9.50円から10円に引き上げた。一方、2027年6月期の利益見通しは、19人のアナリストによるIBES Consensusの1222億円を下回った。パン・パシフィックはまた、2035年6月期までに株主還元に6000億円を振り向ける資本配分方針を明らかにし、総還元性向を20%から40%に引き上げた。別途、守屋秀樹社長は、4月に立ち上げた新業態「ロビンフッド」も活用し、首都圏の生鮮食品店を5年で41店から118店に拡大する計画を示した。

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