米国の中古住宅の仮契約販売は2026年7月に2.3%減少し、横ばいを見込んでいたエコノミスト予想を下回った。年内で最も高い住宅ローン金利と7月の住宅価格の過去最高が重なり、住宅市場全体の減速が一段と深まったためである。全米リアルター協会(NAR)によると、Pending Home Sales Indexは最新集計で71.2となり、以前の報道で示された70.2に対して上方修正された。いずれの数字でも、この水準は1月以来の低さとされている。仮契約販売は前年同月比で2.2%減少し、最新の地域別内訳では米国の主要4地域すべてが6月から悪化した。下げを主導したのは西部で4.7%減となり、南部が最も弱い地域としていた以前の報道内容は修正された。NARのローレンス・ユン主席エコノミストは、借入コストの上昇が夏の繁忙期における契約件数を押し下げたと述べた。一方で、中古住宅価格の中央値は7月として過去最高の43万1400ドルから43万4100ドルのレンジに達した。中古住宅販売件数も7月に1.7%減少し、季節調整済み年率406万戸となった。レッドフィンは買い手需要が過去最低に近い水準にあると追跡しており、ユン氏は、雇用者給与総額ベースの雇用が約5%増えているにもかかわらず、仮契約件数は2019年の水準をなお約30%下回っていると述べた。署名済み契約は通常1〜2カ月後に成約するため、8月と9月の中古住宅販売も低調にとどまる可能性が高いことを示唆している。