AsiaStrategyは8月15日、Astra Enterprise株1億1463万8700株(持ち分比率7.07%)を保有することのみが開示されているシンガポールの持株会社AsiaStrategy Topwin SGの全持ち分を、Sora ValiantおよびAsia Empire Developmentに1000万ドルで売却する契約を締結した。Sora Valiantの最終的な所有者はAsiaStrategyの共同CEO、取締役兼取締役会会長であるJason Kin Hoi Fangであり、Asia Empire DevelopmentではWong Fung Yee MaryがAsiaStrategyと取締役を兼任しており、両者はそれぞれ自社の契約で買い手側の署名者でもある。各買い手は50%を500万ドルで取得し、100万ドルを発効日から1カ月以内、400万ドルを1年以内に支払う。支払い通貨は米ドル、USDT(ドル連動型ステーブルコイン)、または1米ドル=7.80香港ドルで換算した香港ドルである。AsiaStrategyによれば、この売却はInvestment Company Actに伴う登録・規制上の負担と、契約上の保有期間制限を緩和する見込みであるが、契約では全額支払い前でもクロージング時に所有権が移転可能であり、未払い代金について担保、保証、エスクロー、利息、期限の利益喪失条項、直近の独立評価、フェアネス・オピニオン、特別委員会、取締役の議決回避、株主投票は開示されていない。AsiaStrategyの2025年年次報告書によれば、同社は当該持ち分を約197万ドルで取得し、2025年12月31日時点で1762万ドルと評価していたが、今回の届出では、そうした過去時点の数値では2026年8月時点の1000万ドルという価格の妥当性を立証できないとされた。AsiaStrategyの8月17日付届出によると、クロージングも支払いもいずれも確認されていない。今後の焦点は、10月15日の失効期限、9月15日までの最初の200万ドルの支払い、そして2027年8月までの残る800万ドルの回収である。