韓国のKOSPI上場企業は、人工知能(AI)システムに使用される半導体への世界的な需要が市場全体の業績を押し上げたことで、上期の利益が大幅に増加した。韓国取引所が2026年8月19日に発表した集計によると、720社の合計営業利益は1〜6月に前年同期比348.5%増の275兆ウォン(1967億ドル)となった。合計売上高は34.5%増の1070兆ウォン、純利益は330%増の291.5兆ウォンだった。サムスン電子とSKハイニックスを除くと、売上高は6.08%増、営業利益は11.78%増、純利益は25.44%増となり、2大半導体メーカー以外にも改善が広がったことを示した。黒字企業は581社で、全体の80.69%を占めた。電気・電子企業や精密機械メーカーが好調なグループとなった。 韓国取引所の今回の統計は、12月期決算企業634社を対象とした以前の記録とは異なる。同記録では、同期間の営業利益を388.15兆ウォン、売上高を2000.13兆ウォン、純利益を386.67兆ウォンとしていた。そのデータでは、サムスン電子とSKハイニックスの合計営業利益は244.88兆ウォンに上り、両社を除いても利益が増加したことが示されていた。合計額の違いは異なる企業範囲を反映しているとみられるため、これらの数値を単一の統合データ系列として扱うべきではない。 以前の記録では、KOSPI企業のバランスシートも改善していた。連結ベースの負債比率は、前年末の110.52%から6月末には100.81%に低下した一方、KOSDAQのレバレッジは上昇した。アナリストは、半導体需要が下期の業績を引き続き支えると予想したが、半導体価格の伸び鈍化、為替変動、一時的な費用、金利、政治的不確実性が改善ペースを抑える可能性があると警告した。