野村、Unitreeのカバレッジを開始 2027年売上高の25倍で評価

野村証券は、2027年の予想株価売上高倍率(PSR)25倍に基づく評価でUnitreeのカバレッジをBuyで開始し、このヒューマノイドロボットメーカーが技術ショーケースの段階から量産・納入の段階へ移行したと論じた。同証券によると、Unitreeは2025年に5,500台超のヒューマノイドロボットを出荷し、世界首位となった。売上高は2026年に26.87億元、2027年に53.96億元、2028年に131.84億元と予想しており、2026-2028年のCAGRは約122%を意味する。また、モーター、減速機、ドライバー、エンコーダー、LiDAR、電源管理の内製比率が高い点をコスト面での優位性として挙げた。外部委託部品が総コストに占める割合は10%から20%にとどまり、このことが2025年の主力事業の粗利益率を約60%、ヒューマノイドロボットの粗利益率を63.2%に押し上げる一因になっているとした。野村はまた、消費者向け、研究・教育向け、産業向けの用途にまたがり、26カ月で4世代のヒューマノイドを投入した迅速な反復開発にも言及した一方、出荷台数の増加が実世界の相互作用データを通じてモデルとアルゴリズムの学習にフィードバックされる可能性があると述べた。もっとも、リスクは依然として大きい。FCCが2026年7月28日にUnitreeをCovered Listに追加したことを受けた米国の規制上の制約により、2025年売上高の約13.3%を占めた市場で新モデルの承認が制限される可能性があるほか、需要はなお研究、教育、エンターテインメント、政府調達に集中しており、より広範な商業採用を見極めるうえで注視すべき主なシグナルは産業向けのリピート受注だとした。

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