POSCOホールディングスは、中国の大手正極材メーカーであるロンベイ・グループに電池グレードのリチウムを供給する。今回の覚書は、鉱石・かん水由来のリチウムから使用済み電池のリサイクルまで、二次電池材料のバリューチェーンを対象とする。POSCOは、POSCO Pilbara Lithium Solutionの鉱石由来リチウム、POSCO Argentinaのかん水由来リチウム、POSCO HY Clean Metalの廃電池回収事業を活用する。両社は、鉱石由来の電池グレード水酸化リチウムについて第4四半期までに品質認証を完了し、量産供給に向けた基盤を構築することを目指す。また、POSCO HY Clean Metalがロンベイの中国工場および韓国の前駆体子会社EMTに供給しているニッケル、コバルト、マンガンを基盤に、世界規模のクローズドループ・リサイクルシステムの構築も計画している。ロンベイが三元系正極材以外にも事業を多角化する中で、協力はリン酸鉄リチウム、エネルギー貯蔵システムなど他の電池材料製品にも広がる可能性がある。POSCOグループは、鉄鋼、戦略資源、エネルギーを中核事業として育成する中、2033年までに年間リチウム生産能力17万3000トンを目標としている。