Amazon、年末までに米国の約500都市・町へドローン配送を拡大する計画

Amazonは、Prime Airのドローン配送サービスを現在の米国11カ所から年末までに約500の都市・町へ拡大する計画である。対象地域は約6倍に増え、同社によると数千万人の消費者に利用が広がる可能性があり、年末までに約3000万人がアクセスできるようになる見通しだ。現在、サービスはアリゾナ、フロリダ、カンザス、ルイジアナ、ミシガン、ネブラスカ、テキサスの各州で運用されており、ジョージア、アイダホ、イリノイ、ニューヨーク、オハイオの各州を追加する予定である。新たな拠点候補には、シラキュース、クリーブランド、アトランタ、シカゴ郊外などが含まれる可能性がある。 対象となる注文は、数百万点に及ぶ食料品、電子機器、化粧品、医薬品、家庭用品などで、重量が5ポンド以下、靴箱ほどの大きさの荷物に収まるものに限られる。Amazonによると、頻繁に購入される商品の60%以上がこの条件を満たす。配送時間は最短30分で、到着の大半は1時間以内となる。料金は、50ドル以上の注文でPrime会員は無料、会員は50ドル未満の場合2.99ドル、非会員は4.99ドルである。MK30機は6基のプロペラ、垂直離着陸機能、約7.5マイルの飛行半径、障害物を検知して回避するシステムを備える。Amazonは、FAA(米連邦航空局)のPart 135認証と、2024年に得た目視外飛行の認可を挙げている一方、過去の事故や地域住民の反発を受け、騒音、プライバシー、地方当局の承認といった課題にも対応している。 ジェフ・ベゾス氏が2013年に構想を披露してから10年以上を経て商用展開を加速させる動きは、ウォルマートがWingおよびZiplineと提携し、UberがZiplineによる全米でのドローン配送に向けて出資するなかで進んでいる。Amazonはドローンを当日配送拠点やAmazon Nowサービスと結び付けている。これまでの同社の発言や社内での見通しでは、今年中に数十万件の配送を実施し、年間100万件のペースに達する可能性も示されていた。

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