Ethenaと機関投資家向けプライムブローカーのFalconXは、10億ドルの担保付ウェアハウス融資枠を設定した。この融資枠では、Ethenaの合成ドルUSDeを裏付ける資産を過剰担保型の機関投資家向け融資に活用し、暗号資産のベーシス取引や永久先物のファンディングレートへの依存を抑えながら、収益源を分散する。今回の取り決めでは、倒産隔離型の特別目的会社(SPV)を利用し、FalconXが融資の組成・サービシングを担い、適格な第三者カストディアンで担保を管理する一方、Ethenaが第一順位担保権を保有する。開示後、ENAは24時間で42.42%上昇して0.1383ドルとなり、取引量の増加、アルトコインへの資金ローテーションの広がり、さらにBitMEX共同創業者アーサー・ヘイズによる別途の強気発言を背景に、0.10ドルのレジスタンスと数カ月にわたる下降トレンドラインを上抜けた。EthenaとFalconXはいずれも、融資条件、想定収益率、初期の資金投入額を明らかにしていない。また、ヘイズのマクロ経済シナリオは、発表されていない米連邦準備制度の政策変更と、USDe需要の回復を前提とする条件付きの見通しである。