Clouderaは、マルチクラウド、オンプレミス、ソブリン環境全体で本番品質のデータおよびAIアプリケーションを構築、導入、拡張するためのプラットフォームとしてAnywhere Cloudを発表するとともに、Cloudera 7.3.2のサポート期間を6年間と正式に定めた。2つの軸による戦略により、大規模な本番ワークロードを既存システム上に残したまま、新たなAIおよびデータアプリケーションをAnywhere Cloudで稼働させることが可能になる。Cloudera 7.1.9を利用している顧客は、7.3.2へ先にアップグレードする必要がない。両バージョンとも新プラットフォームとの互換性を備えるよう設計されているためである。Anywhere Cloudは、Spark、Kafka、Trino、オープンソースおよび外部エンジンなど、モジュール型で独立管理が可能なサービスを提供するほか、一元化されたゼロトラスト・ガバナンス、データ主権管理、Apache IcebergおよびPolarisカタログとの相互運用性を備える。ClouderaのAI Factory戦略は、エンタープライズシステムと推論を重視しており、データが保存されている場所でモデルを実行するソブリン推論も含まれる。これにより、管理性の向上や、データ転送コストの削減が期待できる。同社は金融機関によるKnow Your Customer(KYC)ワークフローの分析事例を紹介し、同じモデルを使用する場合でも、特定の環境では推論サービスによって処理速度を最大40%向上できると述べた。Clouderaはまた、既存投資を維持しながら顧客が実験段階から本番運用へ移行できるよう、フィールド・デプロイメント・エンジニアによる支援、業界別AIブループリント、ハイブリッド導入機能を拡充している。