日本の7月の輸出は前年同月比23.2%増の約8.8兆円となり、自動車、自動車部品、半導体製造装置の出荷が増加したことで、市場予想の19.9%増を上回った。米国と欧州連合(EU)からの需要が堅調で、中国向け輸出も12.5%回復した。7月の円相場は1ドル=145-147円前後で推移し、前年より約8%円安だったことから、輸出額の名目値を押し上げた。一方、輸入はエネルギーや原材料コストの上昇を受けて19.4%増加し、日本は25カ月連続で貿易赤字となった。これらの数字は、国内消費がなお低迷する中でも、外需が輸出関連企業と景気全体の回復を支えていることを示唆している。同時に、通貨安と輸入価格の上昇がインフレ圧力を維持し、日本銀行の政策正常化を複雑にしている。