協議に詳しい関係者によると、YouTubeは人気クリエイターに対し、一定期間の独占配信権と引き換えに、数百万ドル規模の報酬パッケージを提示する協議を進めている。提案には番組への直接的な資金提供や、大手ブランドとの大型契約による収益の配分が含まれているが、正式な合意にはまだ至っていない。Netflixにも同じ動画を投稿するクリエイターは、YouTubeのマーケティングやイベントで露出が減る可能性があるほか、大手ブランドのキャンペーンに関連する収益分配の機会を失う可能性がある。加入者数が3億2500万人を超えるNetflixが、アラン・チキン・チョウやニック・ディジョバンニら著名YouTuberと契約し、さらに数十人と交渉する中で、今回の取り組みが進められている。YouTubeがテレビやライブイベントでの展開を広げる一方、Netflixがクリエイター主導の番組やビデオポッドキャストを通じて若年層の視聴者を取り込もうとしており、今回の競争は両プラットフォームの事業領域が重なりつつあることを示している。