COMEXの9月限金先物は8月19日、トロイオンス当たり4,563.31ドルで取引を終え、前日の73.94ドル安から142.71ドル、3.23%上昇した。米連邦準備制度の金融政策を決定する委員会である連邦公開市場委員会(FOMC)が、7月会合の議事要旨を8月20日未明に公表するのを前に、米追加利上げ観測が後退したことが反発につながった。米国債利回りの低下と円に対するドル安が金への資金流入とショートカバーを促したほか、投資家は前日の下落が行き過ぎだったかどうかを再評価した。金は時間外取引を含めて4,378.15~4,568.36ドルの間で推移し、通常取引終了後も主に4,563ドル前後で取引された。10月限WTI原油先物は1バレル当たり84.21ドルで取引を終え、0.15ドル、0.18%上昇した。ホルムズ海峡を巡る米国とイランの緊張が続くなかでの上昇となった。市場参加者は引き続き中東情勢と米金融政策に注目しており、FOMC議事要旨が金相場の短期的な方向性をより明確に示す可能性がある。