ニューヨーク外国為替市場でドル円は159.03円まで上昇した。米長期金利の上昇でドル買いが再燃し、米10年国債利回りは4.69%から4.74%に上昇した。東京市場では心理的に重要な159円を挟んでもみ合う荒い値動きとなり、158.86~159.13円のレンジで推移した後、欧州市場では軟調な展開となって一時158.34円まで下落したが、その後は持ち直した。ニューヨーク市場では158.63円から159.03円に上昇した。NYMEXのWTI原油先物は1バレル=87ドル近辺で推移し、インフレ懸念が持続した。これが米連邦準備制度による高金利の長期化観測を支え、米金利の上昇を通じてドル高を後押ししている。ユーロ/ドルは1.1703ドルから1.1669ドルに下落した後、1.1680ドル近辺で鈍い反発を見せた。一方、ポンド/ドルは1.3660ドルから英国の見通しを巡る不透明感を背景に1.3549ドルの下値支持線に向けて下落した。市場では米金利がドル円の主な変動要因とみられており、10年債利回りが4.70%を上回って推移し、ドル円が159円台を維持できるかが注目されている。ただ、159円台半ばでは日本の輸出企業による売りが見込まれ、158円台前半では実需筋の買いが入ることから、当面は158~159円のレンジが続くとの見方が示されている。