アポロ・アトミクスは、実証炉の建設と2028年に計画する商用展開に向けた取り組みの前進を目的に、500万ドルの負債を含む2600万ドルを調達した。同社はアシル・ハリミ氏とドリュー・ウォーカー氏が創業し、Yコンビネーターの2026年春期バッチに参加している。原子炉そのものではなく、蒸気発生器を再設計している点が特徴である。アポロによると、コンパクトで大量生産可能な同部品により、従来型の蒸気発生器を使う場合と比べて原子炉システムを約40分の1に小型化でき、工場での組み立てを可能にするとともに、24カ月未満での導入を実現できる可能性がある。ハリミ氏は電力コストを1キロワット時当たり3セントと見込み、天然ガスを下回ることを目指していると述べている。アポロは10メガワット、50メガワット、300メガワットの電力システムを開発しており、すでにMITで40キロワットの原子炉を建設している。同社が以前発表した資金調達では3100万ドルのシードラウンドと説明されていたが、今回の新たな資金調達の開示では、負債を含む2600万ドルと説明されている。