金曜寄り付きの米国株、利回りとエネルギー価格の高止まりの中で反発

米国株は8月21日金曜、前日の急落を受けて小幅高で寄り付いたが、政府債利回りの高止まり、エネルギー価格の上昇、地政学的緊張、根強いインフレ、制御されない財政赤字の拡大、記録的な企業債務の発行がリスク選好を圧迫し、週間では下落が見込まれている。ダウ工業株30種平均は9.7ドル(0.02%)高の52,768.87、S&P 500は24.5ポイント(0.32%)高の7,665.68、ナスダック総合指数は131.7ポイント(0.51%)高の26,198.835となった。木曜はダウが703.84ドル(1.32%)安の52,759.21、S&P 500が66.82ポイント(0.87%)安の7,641.16、ナスダックが263.92ポイント(1.00%)安の26,067.17で引けた。ウォルマートの米国既存店売上高の伸び率は2.6%に鈍化し、アナリスト予想の3.8%を下回った。これを受け、同社株は木曜に9.2%下落し、週間では約10%安となり、消費支出への懸念が高まった。米国債の長期利回りは10年債で約4.70%、30年債で5.25%付近にとどまり、2年債利回りは4.19%前後で推移した。一方、トランプ大統領がイランを支援する国々に経済的な結果を招くと警告したことを受け、原油価格は上昇した。香港のハンセン指数は203ポイント高の25,698となり、4営業日続伸した。投資家は中国の大手銀行と美団の決算発表を待っている。半導体メーカーやAIハイパースケーラーは、週間で大幅に下落した後もまちまちの動きとなった。インテル、AMD、シーゲイトは週間で約10%下落する見通しで、メタとブロードコムは約7%安となる見込みである。

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