2024年12月のMiCA(暗号資産市場規制法)全面施行を受けて欧州連合(EU)で上場廃止が進んだにもかかわらず、USDTの需要は世界的に底堅いようだ。同規制は、ステーブルコインの発行者に認可取得と十分な準備資産の維持を義務付けており、これを受けてコインベースやクラーケンなどの取引所は欧州の顧客向けにUSDTを上場廃止とした。アーテミスの研究者アレックス・ウェズリー氏はコインテレグラフに対し、データからMiCAに関連したUSDTの供給、需要、クロスチェーンでの移動に明確な変化は見られなかったと述べた。通貨の変動やインフレ、伝統的な銀行サービスへのアクセス制限に直面するアルゼンチン、トルコ、ナイジェリアなどの新興市場では、決済、送金、貯蓄にUSDTが利用されており、需要は引き続き支えられている。