米商品先物取引委員会(CFTC)は、スワップ執行ファシリティ(SEF)に許可取引向けのオーダーブックを提供するよう義務付けている規則37.3(a)(2)の改正を提案した。CFTCによると、トレーダーがこれらのオーダーブックを利用することはほとんどなかったが、オーダーブック自体は引き続き利用可能であり、今回の変更により、SEFは人員、テクノロジー、運営資源を、それぞれのスワップに適した執行方法へ振り向けられる可能性がある。今回の提案は、義務取引に関するオーダーブック要件には影響を与えない。義務取引には引き続き、オーダーブックや、要件を満たす気配値照会(RFQ)システムなど、所定の執行方法が適用される。改正は最終決定されない限り発効せず、連邦官報への掲載後、30日間のパブリックコメント期間に入る。CFTCのマイケル・セリグ委員長は、今回の提案は同委員会の原則に基づくアプローチと、規制を有効性が確保できる最小限の水準にとどめるという方針を反映したものだと述べた。この措置は、CFTCによるより広範な規制緩和の取り組み、デジタル資産市場の管轄権をめぐる議会での議論、イノベーション諮問委員会の初会合と並行して実施される。