トロン創設者のジャスティン・サン氏は、トランプ一族とつながりのあるワールド・リバティ・ファイナンシャルに対する訴訟で攻勢を強め、約4500万ドルと約40億枚の凍結されたWLFIトークンを巡る争いを、パーミッションレスな所有権を試すものと位置づけている。米国のジェームズ・ドナート地区判事は8月20日、サン氏個人の請求を公開法廷で扱うとし、非公開仲裁を求める申立てを退けた。これを受けサン氏は、取引開始日の2025年9月1日から数日後、同プロジェクトがスマートコントラクトに凍結機能を秘密裏に組み込み、サン氏に対して行使したと主張した。サン氏は、詐欺、不当な凍結、契約違反を理由に数億ドルの損害賠償を求めている。ワールド・リバティは主張を否定し、凍結機能は開示されていたと説明したうえで、フロリダ州で名誉毀損を巡る反訴を提起した。サン氏はまた、同プロジェクトのステーブルコイン「USD1」の管理体制に懸念を示し、WLFIがローンチ以来80%近く下落するなか、循環的な融資が行われていると指摘している。