インドの民間部門の活動は2026年8月に小幅上昇した。HSBCインド総合PMIは、7月の52カ月ぶりの低水準である54.3から54.6に上昇し、ロイター調査の中央値予想54.3を上回った。景気拡大と縮小の分かれ目である50を上回る水準を維持したものの、直近平均の約60は下回った。新規受注の伸び加速が改善を支えたが、長期的な基準では需要は依然として弱く、輸出受注の伸びは7月から鈍化した。サービス業が持ち直しを主導し、PMIは53.3から54.5に上昇した。一方、製造業PMIは53.5から52.9に低下し、2021年8月以来で最も弱い拡大となった。工場の生産と新規受注は5年ぶりの低い伸びにとどまり、製造業の雇用は2年半ぶりに減少した。全体の雇用の伸びは、2025年6月以来で最速タイのペースに加速した。サービス業の雇用が15カ月ぶりの高い伸びとなったことが背景にある。全体の投入コスト圧力は7カ月ぶりの低水準に緩和したが、企業は4月以来で最も速いペースで販売価格を引き上げた。企業景況感は改善したものの、楽観度は2026年初めよりも控えめだった。