フランスの総合企業景況感指数は、2026年8月に前月の95から98へ上昇し、3カ月連続の改善となった。3月以来の高水準で、長期平均の100に近づいた。小売業の上昇幅が最も大きく、景況感指標は、発注意向の強まりと過去の販売実績に対する評価の改善を受け、96から99へ上昇した。製造業の景況感は101から103へ上昇し、市場予想を上回ったほか、長期平均を上回る水準を維持し、1月以来の高水準となった。主な押し上げ要因は、自社の生産見通しが-1から9へ反発したことと、海外受注残が-12から-8へ改善したことである。サービス業の景況感は99から長期平均と同じ100へ小幅に上昇した一方、建設業は96、雇用は99で横ばいだった。製造業では、完成品在庫の減少と経済不確実性の緩和も景況感を下支えしたが、総合的な生産見通しは低調なままで、雇用関連指標はまちまちだった。