UBSスイスAGは金曜日に公表したレポートで、MSCI EM指数の2027年6月目標を1,920で維持し、台湾の投資判断を「中立」から「魅力的」に引き上げた。同指数は水曜日時点で1,668となっており、UBSは2026年12月目標を1,850に設定した。UBSは、新興国株式の1株当たり利益が今年62%、来年18%伸びると予想している。台湾では、AI主導の需要、半導体価格、利益率の拡大がテクノロジーのサプライチェーンを支える中、2026年と2027年の利益がともに約40%伸びると見込んでいる。UBSグローバル・ウェルス・マネジメントは8月21日、S&P 500の年末目標を8,100に引き上げた。これは、木曜日の終値7,641.16ポイントから約6%の上昇余地を示す。また、2027年半ばの目標を8,200から8,400に引き上げた。米国株に対する「魅力的」との見方は維持し、S&P 500の1株当たり利益予想を2026年について335ドルから350ドル、2027年について375ドルから400ドルに引き上げた。UBSは、底堅い経済成長、金融政策による支援、AIの普及を、米国の強気相場を支える柱として挙げた。MSCI EM構成企業の約40%が決算を発表しており、そのうち43%が予想を上回った。全体の利益成長率は前年同期比57%で推移し、業績予想の修正も総じてプラスだった。UBSは中国本土、インド、マレーシアに対する「魅力的」との評価を維持する一方、ブラジル、タイ、フィリピン、メキシコ、南アフリカ、インドネシア、韓国を「中立」と評価した。リスクとしては、ドル高の長期化、AI投資サイクルの混乱、企業支出の急減速が挙げられる。