ドイツ10年国債利回りは、持続的なインフレへの当面の懸念が原油価格の下落で和らいだことを受け、水曜日の3.2625%から約3.25%に低下した。北海ブレント原油は6取引日ぶりの下落となる見通しで、ユーロ圏の消費者が見込む今後12カ月のインフレ率は、6月の3%から7月には2.9%に低下した。インフレ率はなおECBの2%目標を上回っており、中央銀行が6月に利上げした後も、追加の金融引き締めの可能性が焦点となっている。投資家は、インフレ懸念や政府支出の拡大に関連する世界の債券市場のボラティリティも注視している。ユーロ圏の企業活動は8月も拡大を続け、ドイツが大きくけん引した製造業で特に力強い改善が見られた一方、サービス業の成長は小幅にとどまった。