サンフランシスコのトレジャーアイランドとイエルバ・ブエナ島で、新たなアパートや分譲マンションの入居が始まっている。両島は合わせて576エーカーに及ぶ、1997年に閉鎖された旧米海軍施設である。8棟の建物に約1000戸が入り、開発業者は最終的な人口を約1万8000人と見込み、さらに7000戸を建設する計画だ。300エーカー超は公園やオープンスペースとして確保されているが、全体計画の完成は早くても2040年になる可能性がある。訴訟や市民の反対、広範なインフラ整備の必要性、住宅の手頃さと密度をめぐる対立により、プロジェクトが最初の住宅を供給するまでには25年以上を要した。住民には、最高320万ドルを支払う購入者、より低い住宅費を求める賃借人、補助金付き住宅に入居する元ホームレスや退役軍人が含まれる。支持者は、住宅不足に悩む都市における再開発の成功例だと評価する一方、批判派は、計画されている密度は両島が受け入れられる水準を大きく下回ると指摘する。交通渋滞や駐車場、海面上昇、地震対策、サンフランシスコの高額な建築要件も、引き続き追加の課題となっている。