チェーンリンクのLINKトークンは12.60ドルに達し、7カ月ぶりの高値を付けた後、約11.76ドルまで反落した。2026年の下落分を取り戻す動きに近づいており、それでも当日は1.47%高となった。変動の大きい値動きの中で、取引量は84%増の12億ドルに達した。先物からの資金流出は4億1029万ドル、流入は3億9090万ドルとなり、先物ネットフローは280%低下してマイナス1億9300万ドルとなった。ただし、この指標だけでは、トレーダーがロングポジションを閉じたのか、ショートエクスポージャーを増やしたのかは判断できない。機関投資家の需要は底堅く、チェーンリンクの現物ETFでは5日連続で純流入を記録した。グレースケールはコインベース・プライムから153万ドル相当の132,950 LINKを受け取り、1日の純流入額は516万ドルとなった。累計純流入額は1億900万ドルに拡大し、同日は純流入となった唯一のチェーンリンク・ファンドとなった。前日には、ビットワイズのチェーンリンクETFが185万ドル相当の163,379 LINKを追加した。マーケットデルタは3日連続でプラスとなり、約64,000に達した。これは、売りよりも現物の買いが強いことを示している。一方、現物ネットフローは、利益確定売りに関連した前回の1500万ドルの急増後、約マイナス119万ドルとなった。テクニカル面では強気の状態が続き、プラス方向性指標は55、マイナス方向性指標は3となった。機関投資家と現物の需要が続けば、LINKは12ドルを回復し、14ドルを目指す可能性がある。一方、先物からの資金流出が続けば、上昇の勢いが弱まり、10ドルのサポートが脅かされる可能性がある。過去にも、プロトコルによる買い戻し、ETFによる蓄積、DeFiの普及、機関投資家による試験導入がLINKを支えたが、取引所での売り、ボラティリティ、規制上のリスクも引き続き重要な要因となる。