Kaos Capitalは、デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)関連心筋症向け細胞療法であるデラミオセルについて、米食品医薬品局(FDA)が判断を下す予定日の前日、Capricor Therapeutics, Inc.(NASDAQ: CAPR)に対し、ガバナンス、財務、戦略面での即時の変更を求めている。自らを重要かつ保有比率を拡大している株主と位置付けるマイアミの投資会社Kaosは、2026年8月21日付の正式書簡で、取締役会の開催、独立取締役2人の指名、ならびに株主の支持を受けた取締役が委員長を務める「M&A・戦略的選択肢委員会」の取締役会主導による設置を要請した。Capricorの2026年6月30日時点の現金、現金同等物および市場性のある有価証券は2億3790万ドルで、2025年末から約8020万ドル減少した。一方、上期の営業費用は7970万ドルに達し、そのうち一般管理費は2350万ドルと、2025年同期の約2倍となった。Kaosは、正式な「現金保全計画」、法務・ガバナンス問題に関する独立した調査、ならびに炎症、線維症、組織修復、標的送達、再生医療などの分野における買収、ライセンス契約、提携の検討を求めている。Benzinga Proのデータによると、発表時点でCapricor株は8.92%安の6.22ドルだった。今回の動きは、6月にFDA諮問委員会がデラミオセルに対して9対3で反対票を投じたことを受けたものだ。Capricorは、上肢機能に焦点を当てた24カ月時点のHope-3データを含む補正申請について、FDAが審査する意向を示したと説明している。一方、Roth Capitalは審査が約3カ月延長される可能性があると見込んでいる。Kaosは、取締役会が対話に応じない場合、推薦候補の選任や取締役の交代に向けて株主の支持を求め、さらに経営陣の変更を追求する可能性があると述べた。