ビットコインの回復は年末までに過去最高値の12万6000ドルに向けて続く可能性があり、スタンダードチャータードのジェフリー・ケンドリック氏は、自身の10万ドル予想が保守的すぎる結果になる可能性を指摘した。スタンダードチャータード銀行でデジタル資産調査部門のグローバル責任者を務めるケンドリック氏によると、8月19〜21日の上昇局面では、2021年6月までさかのぼるCoinglassのデータ上、ビットコインのショート清算として過去最大の規模となるイベントが発生し、ビットコインのショート清算額は14億4000万ドル近くに達した。米国の現物ビットコインETFも純流入が大幅に回復し、8月21日までの5取引日で約19億2000万ドルを集めた。ケンドリック氏は、この動きを強制的な買い、長期的な需要の回復、そして米財務省による買い戻しの拡大やドナルド・トランプ大統領が主導するホワイトハウスの仮想通貨イベントなどの材料と結び付けた。また、比較的低い先物取引の建玉と、価格が上昇するほど長期投資家が買い増す傾向が、さらなる上昇を支える可能性があると述べた。スタンダードチャータードは2月、年末のビットコイン目標価格を15万ドルから10万ドルに引き下げていた。一方、より長期の見通しでは、2030年までにビットコインが50万ドル、イーサが4万ドルに達すると予想している。