SKハイニックスの組合員は、2カ月にわたる協議を経てまとまった2026年の暫定賃金合意案を否決した。電子投票では、組合員1万6083人のうち1万5045人が投票し、投票率は93.8%。このうち7535人(50.08%)が合意案に反対した。前週にまとまったパッケージには、6.3%の賃上げと、業績連動型インセンティブの見直しが盛り込まれ、報奨金の40%を現金、60%を自社株で支給し、株式の一部は支給を繰り延べる内容だった。会社側と労組は協議を再開するとみられ、インセンティブの支給制度が再び最大の争点となる見通しだ。労組は2023年と2024年にも暫定合意案を否決している。世界2位のメモリーチップメーカーである同社は、人工知能(AI)に使われる高帯域幅メモリーへの需要を追い風に好調な利益を計上しており、今回の結果は韓国の他の大手企業における賞与協議にも影響を及ぼす可能性がある。