資料によると、2026年8月にはチェコとフランスの消費者信頼感がともに低下したが、両国については別々の国内指標を扱っているとみられる。チェコの消費者信頼感は7月の105.6から102.3に低下し、2025年8月以来の低水準となったものの、前年同月の水準は上回った。低下の背景には、経済全体の先行き見通しの悪化、現在の家計状況に対する認識の悪化、大型購入の計画の減少、物価上昇への懸念の高まりがあった。家計状況が改善するとの見通しは変わらず、失業への懸念もおおむね安定していた。フランスのINSEE消費者信頼感指数は87から86に低下し、エコノミスト予想の87および長期平均の100を下回った。フランスの家計は、将来の家計状況に対する見通しが悪化し、大型購入への意欲が低下したと回答した一方、貯蓄意向は過去最高を記録した。失業への懸念は高止まりしており、この数値は国内需要の弱まりを示す可能性があるほか、欧州中央銀行が9月に利下げを実施する可能性を含め、より緩和的な政策姿勢への期待を強める可能性がある。