イエメンのフーシ派は8月5日、ヤンブー近海のサウジアラビアの石油タンカー「ワファ」と、アデン湾の別のタンカー「デイジー」に対する弾道ミサイル攻撃について、犯行声明を出した。ヤンブーでの事案は当初、英国海事貿易運用局(UKMTO)が、火災を引き起こしたものの死傷者や環境被害はなかった正体不明の飛翔体による攻撃として報告していた。ブレント原油は約1%上昇し、1バレル当たり約80ドルとなった。今回の主張は、フーシ派が表明しているサウジアラビアの海上活動に対する海上封鎖のエスカレーションを示すものだが、独立した検証は依然として限られている。関連する攻撃や、爆発・火災が発生したとの報告を受け、一部のサウジアラビア関連船舶はアデン湾と紅海を通る航路の変更を余儀なくされており、バブ・エル・マンデブ海峡を通る原油輸送のリスクが高まっているほか、喜望峰を回ることで輸送期間が長期化する可能性もある。